大人になってからバレエを始めると、レッスン中に飛び交うプリエやタンデュといった言葉に戸惑う場面が出てきます。すべてを覚えてから通わなければ、と気負う必要はありません。
よく耳にする基本の言葉を、動きの入口としてやさしく整理します。ご自身のペースで、少しずつなじませていくための手がかりとしてご覧ください。
用語は一度に覚えなくてよい
初めてバレエのレッスンに入ると、聞き慣れない言葉がいくつも出てきます。プリエ、タンデュ、ルルベ。耳では聞こえても、すぐには動きへ結びつかないことがあります。
そのたびに「自分だけ分かっていないのでは」と感じる方もいらっしゃいます。けれど、最初からすべての用語を覚えておく必要はありません。
バレエの言葉は、レッスンを重ねる中で少しずつ体になじんでいくものです。最初のうちは、よく耳にする言葉をいくつか知っておくだけでも、先生の説明を追いやすくなります。
大切なのは、用語を試験のように暗記することではありません。言葉を聞いたときに「どのあたりの動きかな」と見当をつけられるようになること。それくらいの心構えで十分です。

レッスンで聞きやすい基本用語
ここでは、レッスンで耳にしやすい5つの言葉を、動きの入口として短くまとめます。細かな形や順番は教室や流派によって変わるため、実際のレッスンでは先生の説明を第一に受け止めてください。
- プリエ
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ひざを曲げる動きです。ABTのバレエ辞典でも「曲げる」という意味の言葉として扱われています。レッスンでは、足のポジションを保ったまま、無理のない範囲でひざをゆるめる場面でよく登場します。
- タンデュ
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脚を伸ばす動きを指します。足を床から離さずに、1番や5番から2番や4番の方向へ滑らせていく形として知られています。つま先だけを見るのではなく、脚全体が長く伸びる感覚をつかむ手がかりになります。
- ルルベ
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かかとを上げて、つま先側に乗る動きです。ABTの辞典でも、体を引き上げてつま先側へ上がる動きとして紹介されています。大人から始める場合は、高く上がることよりも、無理なくバランスを探すところから始めると落ち着きます。
- アラベスク
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片脚で立ち、もう一方の脚を後ろへ伸ばすポーズです。同じ辞典では、片脚で体を支え、反対の脚を後ろへ伸ばす基本のポーズとして説明されています。はじめは完成形を目指すより、体の向きや視線を先生と一緒に確かめていくと、安心して取り組めます。
- ポール・ド・ブラ
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腕の運びを指す言葉です。腕をさまざまな位置へ通していく動き、または腕をなめらかに動かすための練習を意味するとされています。足の動きに気を取られやすい時期ほど、腕はあとから少しずつ整えていくものと考えても大丈夫です。
言葉と動きを結びつけるコツ
用語を覚えるときは、文字だけで覚えようとしないほうが続けやすくなります。耳で聞いた言葉、先生の動き、ご自身の体の感覚を、少しずつ結びつけていくのが自然です。
たとえば「プリエ」と聞いたら、ひざを曲げる動きだと大まかに思い出す。「タンデュ」と聞いたら、足を床に沿って伸ばす動きだと受け止める。それくらいの理解から始めても十分です。
レッスン中に分からない言葉が出たときは、すぐに全部を理解しようとしなくても大丈夫です。まず先生の動きを見て、周りの流れを観察し、あとで1つだけメモしておく方法もあります。
メモは長く書く必要はありません。レッスン後に1行だけ残すなら、次のような内容がおすすめです。
- 今日のレッスンで聞いた言葉
- それがどんな動きだったか
- 次に確認したいこと
一行だけでも書き留めておくと、次回のレッスンの目印になります。
ライフデザインアカデミーのバレエレッスンでも、初めての方や久しぶりに再開する方が、言葉と動きを少しずつ結びつけていけるよう、無理のないペースを大切にしています。
分からないままでも焦らない
バレエ用語が分からないと、動きが遅れてしまったように感じることがあります。けれど、言葉を知らないことと、バレエに向いていないことは別です。
最初のうちは、分かる言葉が1つ増えるだけでも十分な前進です。「今日はプリエだけ分かった」「次のレッスンでタンデュの方向が少し見えた」。そんな小さな積み重ねが、レッスンの安心感につながります。
クラスによって、説明の速さや使う言葉の量には幅があるものです。初めて参加するときは、対象レベルや進み方を事前に確認しておくと、落ち着いて臨みやすくなります。
大人から始める方に向けて、大阪での対面レッスンとオンラインのバレエレッスンが用意されています【要確認】。開催状況や対象レベルは変わることがあるため、参加を検討するときは最新の講座ページで確かめておくと安心です。
分からない言葉があった日は、落ち込むよりも、次に確認したい言葉が見つかった日ととらえてみてください。焦らず、少しずつ耳になじませていくこと。それが、大人から始めるバレエに合った向き合い方です。
まとめ
バレエ用語は、一度に覚えるものではなく、レッスンを重ねながら少しずつ親しんでいく手がかりです。
プリエ、タンデュ、ルルベといった、よく耳にする言葉から順になじんでいくと、レッスン中の戸惑いもやわらいでいきます。

レッスンの雰囲気にふれてみたい方へ
バレエの言葉に少し興味がわいた方は、ライフデザインアカデミーの体験レッスンから、教室の雰囲気をのぞいてみてください。いきなり決めなくても、実際の空気にふれてみるだけで、次の一歩が見えやすくなるはずです。あわせて講座一覧のページもご覧いただくと、ご自身の関心に近い学び方を選びやすくなります。

