SNS発信が苦手な方へ!小さく始めるための5つの準備

SNS発信が苦手な方へ!小さく始めるための5つの準備

仕事のことをSNSで伝えたいと思っていても、投稿ボタンの前で手が止まることがあります。

文章がまとまらないだけではありません。人からどう見られるかが気になったり、自分を出しすぎるように感じたりすることもあります。

そのようなときは、苦手を急いで克服しようとしなくてもかまいません。公開する前の準備を、最初の一歩にする方法もあります。

大切なのは、たくさん発信することではありません。誰に、何を、どこまで伝えるかを、ご自分で決められる状態を整えることです。

目次

苦手の中身を3つに分ける

SNS発信への抵抗は、1つの悩みに見えても、実際に止まっている場所は人それぞれです。まずは次の3つに分けてみます。

1つ目は、書く内容が決まらないことです。仕事には詳しくても、どこから話せばよいか迷います。

2つ目は、見られることへの抵抗です。顔や私生活まで出さなければならないように感じると、負担が大きくなります。

3つ目は、投稿したあとの反応への不安です。反応が少ないことや、思わぬ受け取られ方を想像して、公開をためらう方もいらっしゃいます。

今のご自分がどこで止まっているかを1つ選ぶと、必要な準備が見えやすくなります。3つを一度に片づける必要はありません。

内容が決まらないなら、日々の仕事でよく受ける質問を1つ、メモに書き留めるところから。見られることが気になるなら、公開してよい情報と出さない情報を分けておきます。

反応が心配なら、投稿後に画面を見る時間を先に決めておくと安心です。

「発信が苦手」という大きな言葉のまま向き合うより、今日扱う迷いを1つに絞る方が、準備を始めやすくなります。苦手の理由は、途中で変わってもかまいません。

小さく始めるための5つの準備

準備は、伝える相手、伝える内容、公開範囲、一投稿の大きさ、振り返りの時間の順に決めると、迷いにくくなります。

1人の相手を思い浮かべる

最初から多くの人へ届けようとすると、言葉はどうしても広がりがちです。実際によく受ける質問を1つ選び、その質問をした方へ返事を書くように考えてみます。

たとえば、予約方法を尋ねられることが多いなら、予約前に確認してほしい点を1つだけ伝えます。専門的な知識をすべて載せる必要はありません。

読み手を1人に絞ることは、届ける相手を狭めるためではありません。今書く1文の向きを決めるための準備です。

相手の名前や詳しい経歴まで設定する必要はありません。「初めて予約する方」「サービスの違いで迷っている方」のように、今の状況だけを思い浮かべます。

その方が投稿を読んだあと、何が1つ伝われば十分か。そこまで考えておくと、入れなくてよい説明を省きやすくなります。

仕事の一部分だけを伝える

SNS発信は、日常のすべてを見せることではありません。顔を出すか、家族のことを書くか、暮らしの場所を見せるかは、仕事の情報とは分けて決められます。

最初の題材として使いやすいのは、よくある質問や、サービスを受ける前の準備、道具の選び方など。個人が特定される写真や、ほかの方の情報が映り込んでいないかも、あわせて確かめておきます。

公開したあとは取り消しがむずかしい場合もあるため、載せる範囲を先に決めておくと安心です。

写真を使う場合は、背景にも少し目を向けてみてください。住所や予定が分かる紙、ほかの方の顔や持ち物など、投稿の主題ではない情報が入り込むこともあります。

仕事を通じて知ったお客様の情報は、題材にしないでおくのが安心です。紹介したい事例があるときは、公開してよいかどうかの許可を得られてから載せます。

公開範囲を投稿前に確認する

SNSによって、投稿を見られる範囲の考え方は異なります。Xの公式ヘルプでは、公開の投稿はXのアカウントを持たない人も見られると案内されています。

Instagramにも、投稿やリール、ストーリーズを見られる人を管理するための案内が用意されています。アカウントの種類や機能によって、条件が変わることもあります。

操作画面や仕様は変わることがあります。公開する前に、利用中のSNSの公式ヘルプと設定画面で、最新の状態をご確認ください。

仕事用のアカウントでは、広く見てもらうことを目的に公開設定を選ぶ場合もあります。公開か非公開かに、1つの正解があるわけではありません。

大切なのは、今の設定を知らないまま投稿しないことです。プロフィールに載せている連絡先や所在地もあわせて見直すと、どこまで公開しているかを把握しやすくなります。

一投稿を小さくする

最初の投稿に、自己紹介、サービス説明、思い、実績をすべて入れると、完成までの負担が増えます。

1つの質問に1つの答えを置く形なら、話題を絞りやすくなります。3文ほどの下書きを作り、伝わりにくい部分だけをあとから補う方法もあります。

下書きの最初には、質問への答えを1文で置きます。次に理由や補足を1つ加え、最後に確認方法があれば添えるくらいで十分です。形を整えることより、伝える内容が1つに収まっているかを確かめます。

書いている途中で別の話題が浮かんだら、消さずに次回用のメモへ移します。一度に伝えないだけで、題材を手放すわけではありません。

ライフデザインアカデミーでも、発信を考えるときは、届けたい相手と内容を小さく言葉にするところから始めます。整った長文よりも、今いちばん伝えたい1つが見えることを大切にしています。

振り返る時間を先に決める

投稿した直後は、反応が気になりやすいものです。何度も画面を開くことが負担になるようなら、確認する時間を先に決めておきます。

その日の夕方に一度見る、翌日に見直すなど、ご自分が落ち着いて確認できる時間を選びます。

通知が気になる場合は、作業中だけ通知から少し距離を置く方法もあります。使っている端末やSNSの設定に合わせて、無理のない範囲を選びます。

振り返るときも、数字だけで良し悪しを決めません。質問への答えが伝わる文章だったか、次も同じくらいの負担で書けそうかを見てみます。

投稿しない準備も前進になる

準備した日に公開まで進まなくても、その時間が無駄になるわけではありません。

  • よく受ける質問を3つ書き出す
  • プロフィールの公開情報を見直す
  • 写真に個人情報が映っていないか確認する

ここまで進めておくだけでも、次の投稿にぐっと近づいています。

下書きは、一晩置いてから読み返す方法もあります。時間を空けると、自分を出しすぎていないか、読み手に必要な説明があるかを、落ち着いて見直せます。

読み返すときは、伝えたいことが1つに絞れているか、仕事と関係のない個人情報が入っていないか、言い切りすぎていないかを確かめます。迷う表現があれば、その部分だけを外してもかまいません。

公開前に信頼できる人へ見てもらう場合は、何を確認してほしいかを1つ伝えます。「内容が伝わるか」「出しすぎた情報がないか」のように観点を絞ると、意見を受け取りやすくなります。

投稿しない選択も含めて、ご自分で決められることが安心につながります。発信の量を人と比べる必要はありません。

続け方は反応より負担で見直す

発信を続ける基準を、反応の数だけに置くと疲れやすくなります。数字は振り返りの材料にはなりますが、発信の目的そのものではありません。

次も同じ形なら書けそうか。仕事や生活を圧迫していないか。公開する範囲に納得できているか。この3つを、続けるかどうかの目安にします。

負担が大きいと感じたら、投稿を短くしたり、頻度を減らしたりできます。使うSNSを1つに絞る選び方もあります。

振り返りでは、できなかったことばかりを並べません。題材を決められた、下書きを残せた、公開範囲を確認できたなど、次にも使える準備に目を向けます。

続けるうちに負担が変わってきたら、決めた方法を見直します。最初に選んだ頻度や形式を守り続けることよりも、仕事と暮らしに合う形へ調整する方が、無理なく続けられます。

発信が得意に見える人と、同じ方法を選ぶ必要はありません。自分の仕事を必要としている方へ、無理のない形で1つずつ伝えることが土台になります。

まとめ

SNS発信への苦手意識を急いでなくすよりも、伝える相手、題材、公開範囲を先に決めておくと、最初の一歩を小さくできます。投稿しない準備も含めて、ご自分で選べる形を整えるところから始められます。

SNSとの向き合い方を、ご自分のペースで整えていきたい方は、ライフデザインアカデミーの体験レッスンからのぞいてみてください。いきなり発信を始めなくても、雰囲気を確かめるだけで、次の一歩が見えやすくなることがあります。あわせて講座一覧ページもご覧いただくと、ご自身の興味に近い学びが見つかるかもしれません。

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この記事を書いた人

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